【ノード】VertexNormalWS
概要
このマテリアルを適用したモデルの頂点情報を読み取り
X,Y,Zの情報をR,G,Bで出力をする。
出力先を、必要な要素(X,Y,Z等)だけを抽出することのできる
ComponentMaskにすることが多い。
使用例
【Q&A】マテリアル関数の入力項目、出力項目を増減したい
概要
使うノード
Input in
Function Output
説明
上記の2つをマテリアル関数に追加することで入出力の数を増やすことができる。
使用例
Input in
色の調節やコントラスト、スクロール速度の調節に関する部分につないでおけばよい。
Function Output
一番最後(結果に直接つないでいるノード)から枝を伸ばしてつなげばよい
【実例】岩の上部分だけに草を生やす
モデルの頂点、上方向の一番高い部分を検出して草を生やしたいとき
草の生える領域をLerpのAlphaに挿すグレースケールの画像で用意する→作成
- VertexNormalXSからComponentMaskに出力。
Componentマスクでは、必要な要素のみを抽出できる。
- 今回は高さ、すなわちz軸情報のみを使えばよいので
ComponentMaskのBだけをチェック - この時点でComponentMaskを
右クリックし > Start Prevewing Nodeで確認をしてみると
すでに高さ方向に色が分かれている
4. Powerノードを追加
ComponentMaskからPowerへ出力
Powerはコントラストを調整するノード。
ここでは、上の画像の白と黒の境目の滑らかさが変わることとなる。
- PowerノードのExpに定数を差し込む
Const1Vectorを用意して差し込む
この数値が大きいほど黒の領域が上へ広がる。 - 最後にClampノードをつなぎ、出力結果を0~1に限定する。
これは、万が一1を超えた数値などがあった場合結果がおかしくなってしまうので
その保険のような役割を果たしている。